サ責さんの声
平成25年3月に人・花に応募採用、元々、大人数のデイサービスでの勤務をされ、現在は人・花にはなくてはならないサービス提供責任者であるEさんに訪問介護、サービス提供責任者の楽しさやデイサービスからの転職理由、働き方や利用者対応の違い、人・花を選んだ理由、実際活動してみての現況を伺いました。訪問介護、サービス提供責任者に興味のある方は是非、ご参考にしてください。
※ 個人の考え方となります。
デイサービスから訪問介護への転職と人・花を選んだ理由を教えてください。
以前は他社で沢山のご利用者さんのいるデイサービスで働いていました。もちろんデイサービスでの業務はいつも楽しく行うことが出来ていました。ただデイサービスでは1日に何十人もご利用者さんと接することが多いため、ご利用日にゆっくりと話すことが出来ない方が必ず出てきてしまうこと、日々の対応の中で時間を大切に使うことができず、私はもう少しゆっくり接する機会を作りたいと考えるようになっていきました。
元々、より一人一人のご利用者との時間を手厚くご利用者のペースで行える訪問介護の業務には興味はありましたが、他人の家で一人で活動するという不安、料理がとても苦手だったこと、移動はすべて徒歩か自転車のため、「こんな自分に訪問介護の仕事ができるのかどうか?仮にできなかったら、その時にはデイサービスや施設で働こう」そんな不安な気持ちで求人応募の電話をしたことを覚えています。
求人の電話は男性の方が出たことを覚えています。電話口の男性は私の不安に対し「大丈夫です」とだけ言いました。
正直、何が大丈夫なのかはわからずに、面接は管理者の方が行ってくださいました。管理者の方はまず私の話を聞き、一人一人に合わせた介護の大切さ、ご利用者のペースに合わせたゆとりのある時間(訪問介護の職員は世間的一般的に少ないですが、忙しいの意味がデイサービスと訪問介護では違います。訪問介護では一人一人に接することでの忙しさはありません)、訪問介護の楽しさを沢山教えてくださり、また法人の方針が事業所ごとであることで、事業所内での話し合いより個々にあった理想のケアが行えることも教えてくれました。
金銭面や待遇のことは必要なことだけ行い面接は終了。面接が終わった後には、この事業所で一緒にやってみたいと感じるようになり人・花で働くこととなりました。
今思えば最初に電話に出たのは社長でしたね。大丈夫という言葉の意味は、まずはやってみれば、事業所全体が前向きで何かあっても助けてくれる職員さんがいて、ご利用者さんとの時間を皆がとても大切にする事業所、研修も充実しているし、ご利用者さんに対する業務に気持ちがあれば、あなたの不安はなくなるから大丈夫ということだったのかも知れないですね。
実際 訪問介護、サービス提供責任者をやってみてどのように感じましたか?
まず訪問して最初に感じたのはそのご利用者さんだけの時間が、かなりのゆとりを感じました。
手厚い介護、やりたかった介護がここにはあると強く感じましたね。
また1対1ならではの環境により、人生の歩み・悩み・解決方法、時代の流れを沢山の人生の先輩から話を聞くことができ、私自身の人生の考え方も大きく変わりました。
苦手だった料理についても、職員さんとご利用者さんが教えてくれることが多く、今では友達から、あのE(私のこと)が、こんなに料理ができるようになるとは思っていなかったと言われるくらいまでに成長しています(笑)。
移動についても電動自転車を会社が買ってくれたため問題ありませんし、不安だった一人での訪問に対しては、慣れ親しんだことでも緊張感を適度に保つことがとても大切なことだと今では思います。
何かあれば事業所対応で一緒に解決してくれるので不安はありませんが初心を忘れずに訪問をしていきたいと思っています。
サービス提供責任者の業務についてですが、最初は全く行ったことがない職種の為、よくわからなかったですね。個別介護計画書の作り方、請求の方法、多職種との連携、契約。いろいろありますね。
ただ、人・花はそういった事務仕事や多職種連携等については、会社全体での取り組みもあり、徐々にですが難しいと感じることは少なく「あ、そういうことなんだ」という感じで覚えていくことができ、わからなければ法人内のサービス提供責任者会議やケアマネジャーに相談や再確認することもできるので、わからないままにしておくということは殆どないと思います。
サービス提供責任者の仕事は在宅サービスでは要の職業です。介護保険制度を学ぶという面でも、とても沢山のスキルアップができ、サービス提供責任者という職種以外の職種の役割や関係性も広げることができます。
サービス提供責任者になって一人のご利用者さんを多職種連携により皆で支え、自分自身の役割・存在を実感し、チームで仕事をすることの楽しさ感じ、介護保険制度の概要についてスキルアップしたのは、自分でもよくわかります。
仕事のやりがいをどのようなところに感じますか?また訪問介護の業務に興味のある方にメッセージをどうぞ。
沢山お話しましたが、なんといっても訪問の一番嬉しいことは、やっぱり訪問に行きたくなることですよね。ご利用者さんから「待ってたよ」「次はいつ来てくれるの?来週も来てね」「1週間は長いんだよね」という言葉をいただけるので自分自身のモチベーションにもなります。
サービス提供責任者としてもさらなるスキルアップもしたいと思いますし、リニューアルオープンした人・花を盛り上げていきたいという気持ちもあります。また去年から訪問シフトを任されているため、ご利用者さん、職員さんとのやり取りについても責任感と楽しさを感じています。
やりがいは沢山ありますが、訪問介護の楽しさ、人・花の楽しさも皆さまにも知ってもらいたいとも思います。
一人一人の個別に合わせたゆとりのある介護は訪問介護にはあります。
業務に対する不安なことや自信のないことは、ご利用者の為に考える気持ちがあれば、向かっている方向が一緒ならば、間違いなく人・花は応援してくれます。
まずは面接してみませんか?大丈夫です。