あくしゅの会 ~年に一度の芋煮会を終えて~

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本日は、ひとはなも共催している
「あくしゅの会」~年に一度の芋煮会~ を開催しました。

あくしゅの会は、介護者の集いに来てくださっている方、
詩音の会に参加してくださっている方など、
それぞれの立場で介護に向き合ってこられた方々が、
年に一度集い、ほっと一息つける場です。

今年は10名の方にご参加いただきました。
役員会では、「今年はどんな時間を過ごしてもらおうか」
「少しでも心が軽くなる場にできたら」という思いで話し合いを重ね、
今年の企画は“お餅つき” に決まりました。

準備段階では、
「臼と杵はどうしよう?」
「やり方、誰が知っている?」
そんな声も上がり、多くの方に支えられながら当日を迎えました。

当日は参加者の皆さんにも実際にお餅をついていただき、
自然と笑顔や会話が生まれ、会場は温かな雰囲気に包まれました。
芋煮やお餅を囲みながら、歌を歌ったり、
何気ないおしゃべりを楽しんだりする時間は、
日々介護と向き合っている皆さんにとって、
ほんのひとときでも「自分のための時間」になっていたら嬉しく思います。

また、以前介護マークについて教えてくださった、ご利用者様のご家族が、
今回は新しい情報を、私たちや参加者の皆さんに共有してくださいました。

日々、介護と向き合われる中で得た気づきや経験を、
こうして周りの方のために分かち合ってくださることは、
決して簡単なことではないと思います。

支援を受ける側であると同時に、誰かを支える存在でもある。
その姿勢に、私たち自身も多くの学びと力をいただきました。

あくしゅの会は、専門職だけでなく、
ご本人やご家族の声が自然に交わされ、
互いに支え合える場でありたいと考えています。

介護は、決して一人で抱え込むものではありません。
誰かと気持ちを分かち合い、話し、笑い、
「自分だけじゃない」と感じられることが、
明日を乗り越える力になることもあります。

これからも介護者の皆さんが
安心してつながり、頼り、休める場を大切にしながら、
皆さんのそばに寄り添い続けていけたらと思っています。

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