本日は、あくしゅの会「詩音」がありました。大切な方を亡くされたご遺族の皆さまが、ほんの少しでも心を落ち着け、温かい時間を過ごせるようにと、瀬谷区の医療・介護・福祉関係者が支援するこの会。ひとはなもこの活動に参加させていただいています。
心理カウンセラーの講師をお招きし、心理学で活用する箱庭をみんなで触ってみましょうという企画でした。
参加された皆さまが、それぞれの感覚で選んだオブジェクトを、思い思いに砂の上に並べていく――。
そこには言葉では伝えきれない想いや、そっとしまっていた気持ちが映し出されていました。
今回の作品には、「やさしさ」があふれていました。
木々や花々、小さな家や動物たちが静かに並び、それぞれの想いが形となって見える空間。
参加者の皆さまが、少しでも心穏やかになれる時間を過ごせたのなら、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。

介護や福祉の仕事は、こうした心の奥深くに触れる場面がたくさんあります。
人と人が向き合い、支え合う――その中にこそ、大きなやりがいと魅力があるのです。
今の時期は詩音のお花がなかったので、今日は「ピンク色のチューリップ🌷」を1輪づつお持ち帰りいただき、あくしゅをして終了となりました。
ピンク色のチューリップの花言葉…「思いやり」「幸福」「誠実な愛」「愛情」
これからも、私たちは地域の皆さまとともに、こうした温かな時間を大切にしていきたいと思います。